SPL electronics GmbHが公式採用しているパッシブスピーカー、SKY AUDIO Verdade IIがSPL JAPANによって日本に上陸いたしました。SPL Performer s800との組み合わせは、ドイツで定番となっており、ミキシングエンジニアからマスタリングエンジニアまで、幅広いプロフェッショナルによって愛用されております。音楽鑑賞にも非常におすすめなスピーカーです。

SKY AUDIOの歴史と哲学

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- SKY AUDIOは、ドイツで尊敬を集めるマスタリングエンジニア、ユルゲン・ルースカイの手により開発・製造がおこなれています。-​
 

私はすべての価格帯のスタジオモニターで20年以上の経験を積んだ後、これらのラウドスピーカーはいわゆるスタジオモニターとして提供されていますが、なぜこれほど多くのラウドスピーカーが音を歪めるのか（時には非常に強く）を疑問に思っていました。

スタジオで長い間働いている人は、誰でもこの問題に精通しているはずです。楽曲の制作の折には、音の方向性を探るために様々なスピーカーを切り替えます（時には車に乗って、カーステレオで試すこともあります。）。それが実際にどのように聞こえるかを知るために、とてつもなく多くの労力を要します。

これは時間がかかるだけでなく、不安を感じさせる行為です。最終的には、音楽を最高の状態へ持ち込むために、スタジオで四苦八苦して回答を得られないことも珍しくありません。​

最初は、何が問題であるかを自分で調べたかっただけでした。スピーカーの開発を考慮したり、実際的な「販売価格」を考えてみることもしませんでした。しかし、私の情熱は絶えることなく、結果的にクリアで自然に聞こえるラウドスピーカーを開発することにしました。

そして、ベース、ツイーター、クロスオーバー、ハウジングを備えたラウドスピーカーのチューニングにおいて、エキサイティングな旅が始まりました。もちろん、簡単に回答など得られるものではなく、あらゆる条件・物が全体像に影響を与えます。まさに、それはエキサイティングな質疑応答を繰り返すようなものでした。

最初から、私は装置によって音を測定することがでないとわかっていました。なぜならば、世界のどの測定装置も音色の変化というものを測ることができないからです。そこで、すべてのシャーシとコンポーネントを何度も交換し、個別に聞いて比較しました。数ヶ月後、様々なテストで良好な結果を得ることができたので、私たちは研究を続けることを決意します。

約1年の開発の後、私が望む特性を備えたラウドスピーカーが作成されました。同僚とのリスニングテストや他のスピーカーとの比較を何度も繰り返した後、これらのスピーカーへの信念が強くなったので、私は小さなサイズでの生産を始めることにしました。

友人がその名前を思いつきました。それはヴェルダーデ。ポルトガル語からこの名前は取られていて、「真実」を意味します。美しい言葉と共に、このスピーカーを産み出すことができた最高の喜びをかみしめています。

そしてVerdade Studio Monitorプロジェクトが開始されました。

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設計エンジニア / マスタリングエンジニア：ユルゲン・ルｰスカイ